基礎編・第2講 | JIN's QUEST

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基礎編・第2講

      2015/10/06


(これはDVDの台本原稿です。期間限定で掲載しています。)

こんにちは。基礎編2講目の今日は、「末梢の血流を促し、身体の感覚を取り戻す」ということをテーマに、特に「血流」や「脈拍」を意識して行っていきます。

 

講座の最初で、自律神経系のお話をしましたが、この「血流」も自律神経が司っていて、私たちが意識しなくても働いてくれていますが、普通は意識してコントロールすることもできませんね。

 

そして、脳も身体も常にラクをしようとしますから、普段から便利快適な生活にどっぷり浸かってまったく運動もせずに、歩いたり動いたりすることすら少ない生活を送っていると、血流を初めとする体内循環がどんどん鈍ってきて、実際に毛細血管が詰まって使えなくなってきてしまいます。これも老化や病気の原因となります。

 

ですので、普段からできるだけ歩いたり、適度な運動をすることが大事ですが、ここでも「意識化」して行うことで、さらに効果を上げることができます。

 

「『意識』で血流が変わるの?」と思われるかもしれませんが、たとえばとても驚くようなことがあったり、緊張する場面などで、心臓がドキドキして心拍数が上がることがありますよね?

 

そのように、「心拍数」や「血流」は「感情」や「意識」と密接な関係にあるのです。

 

以前に、長野オリンピックのスピードスケートで金メダルを取った清水選手が新聞のコラムでこんなことを書かれていました。

 

彼は今いろいろなところに呼ばれて講演などの仕事もされているのですが、「僕は観衆が何千人いようと緊張しないんです。なぜなら、自分は心臓の動きをコントロールできるから」と。

 

実は、修行を積んだヨガ行者の中には心臓を止めることができることができる人もいるのですが、彼もその域にあるのか、と思ったら続けてこう書かれていました。

 

「そのためには、まず意識してできるだけゆっくり呼吸をして、その次に頭の上から生温かいお湯が垂らされてくるのをイメージして、身体が温まっていくのを感じていきます。そうすると、初めは緊張していても、だんだん心臓の動きがゆっくりになってきて、緊張もなくなっていきます」と。

 

これはまさにヨガですね。頭に生温かいお湯を垂らされるというイメージも、ヨガと起源を同じくする「アーユルヴェーダ」の「シロダーラ」という方法とほぼ同じです。

ということで、前回特に意識して頂いた「呼吸」と「意識」によって血流も変化していくので、今回は特にそこに注意して行ってみましょう。

(実習)

・・・・ いかがだったでしょうか?

初めはそれほど血流の感覚がわからない、と言う人も、意識して続けるうちに、だんだん感じられるようになり、微細な感覚も感じ取れるようになっていきますので、しっかりつづけてみてくださいね。

 

では、「シャシャンカ・アーサナ」で頭に血液が巡ったところで、今日も最後に瞑想をしたいと思います。

 

  • ちょこっと瞑想

今日のテーマは

*今日一日を振り返り、感謝すべきこと

です。

 

前回と同じように、「あたりまえ」だと思ってしまっていることも含めて振り返って見つけて頂きたいと思いますが、そうすると、たとえば「今日も食事をできたこと」など、「幸せだったこと」と重なることも多いかと思います。

もちろんそれは同じ事でも構わないのですが、前回は「自分が」幸せに思ったことに意識を向けましたが、今回はその「相手」にフォーカスを向けてみてください。

 

「食事」一つとってみても、それを料理してくれた人もいれば、その材料となる作物を作ってくれた人、それを運んでくれた人、それを販売してくれた人、さらにはその食材一つ一つの命や、それを育む地球の自然、といったものがあってこそなわけで、気づいてみれば、本当にたくさんの相手、たくさんのことに感謝すべきなのかもしれません。

 

では、前回と同様に、瞑想をする姿勢は半跏趺坐、結跏趺坐でも良いですし、胡坐でも椅子に座ってでも構いませんが、身体が動かないようにして、無理に力を入れずに頭のてっぺんから吊り下げられているようなイメージで背筋を伸ばし、目を閉じて、鼻から吸って、吸った時の2倍の時間をかけて口から吐く、という呼吸をゆっくり行いながら、瞑想に入ります。ではやってみましょう。

 

まず楽な姿勢で座り、目を閉じて、鼻から息を吸って、吸いながらスーッと背筋を伸ばし、無理に力を入れずに頭のてっぺんから吊り下げられているようなイメージで、吸い切ったらちょっと止めて、身体の外から自分を見るように、身体の状態を意識して、そして吸った時の2倍の時間かけて、口から吐き出していきます。

 

吐ききったらまた鼻から吸って、吸った息が眉間を通って脳を通って首筋から背骨を通っておなかに入っていくようなイメージで、吸い切ったらまた少し止めて身体の状態を意識して、また吸った時の2倍の時間かけて、口から吐き出していきます。

 

では、そこからは少しゆっくりを意識しながら、自分のペースで呼吸を続け、一旦動画を停止して、「今日一日を振り返り、感謝すべきこと」を見つけてみてください。

・・・・・・

はい、いかがでしたか?

そうやって見つめ直してみると、実は本当にたくさんの人たち、たくさんの命のおかげでこうして生きていられることに気づかれたのではないでしょうか?

 

幸せな人生の秘訣は、どれだけたくさんの「ありがとう」を思えるか、そして、思ってもらえるか、なのかもしれませんね。

 

では、今回もありがとうございました!

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